設備紹介

前処理

焼鈍(焼きなまし)

画像

焼鈍(焼きなまし)とは、金属を加熱して応力を除去する処理のことです。
金属は力を加えられて変形をすると、応力が溜まり、加工硬化を起こします。素材が硬くなった状態のまま次工程でプレス加工を行うと、その硬さのために変形が難しく、金型に多大なストレスを与えてしまいます。
次工程でのプレス加工と金型への負荷を軽減させるために、前処理工程として焼鈍を行い、金属に溜まった応力を除去します。

ショットブラスト

画像

表面加工方法の一つで、粒状粒子(ショット玉)を投射することで、前工程の熱処理時に、製品表面に生成されたスケール(酸化皮膜)の除去を行います。

ショットブラスト工程の目的・機能として、以下の4点が挙げられます。
1)焼なまし後のスケール(酸化被膜)落とし
2)潤滑剤(ボンデ)の下地
3)メッキの下地
4)かえり、バリ取り

ボンデ処理

画像

ボンデ処理とは、プレス加工前に材料にリン酸塩皮膜処理を行い、材料の表面に潤滑皮膜を生成させる処理です。
潤滑皮膜には、プレス成形時に材料と成形金型との間に生じる摩擦を軽減し、相互の焼き付きを防ぐ働きがあります。その働きによりプレス加工を容易にし、金型の寿命を長くします。
また潤滑皮膜は材料の錆防止の効果もあります。

画像

お電話でのお問い合わせ

049-258-6000

Webサイトからのお問い合わせ

お問い合わせ